補償コンサルタントとは
移転補償問題を機に初めて「補償コンサルタント」という名前を知った…というか方もいらっしゃると思います。本来は公共事業の施行に伴い、起業者(国や地方公共団体等)から所有権や借家人等の関係人に生じる損失の補償やこれらに関連する業務を「起業者側」から受注したり、請負ったりする者(国土交通大臣に登録した法人又は個人)を補償コンサルタントといいます。
コムコングループの補償支援
コムコンの支援理念は公共事業への協力を余儀なくされる「あなたの役に立つこと」そして「あなたにそう思ってもらえること」です。支援行為の中には、相手に役に立っていないひとりよがりの支援があまりにも多く散見されます。私たちコンサルスタッフが注意しなければならないのは、初めての相談内容に「いきなり答え」を勧告してしまうことです。「相談者が何を求めているのか」「応答内容が相談者にとって有利なことなのか」等、場合によっては一緒に考えていく過程の方が大事であると考えています。
ご相談頂く内容は「千差万別」であるため、個々のご相談内容を詳細に分析し、それに応じた作業内容の提案・見積を提示してご納得頂いた場合のみ有料となります。
行政側から独立した補償コンサル
損失補償の先進国(英国・韓国・米国等)には「専門家委託」があり、この補償専門家委託が活用されています。昨今のグローバル化により、我が国においても権利者(補償を受ける者)の生活様式と権利意識が大きく変化しているため、従来型の「権利調整型補償対応」では調整困難となり「より高いレベルの説得力と問題解決能力」及び損失補償実務の現場においては「実践的・経験的な事実に強い専門力」の力が要求されています。
そのようなニーズに応えるべく、コムコングループでは、行政側ではなく、ご相談者・被補償者側の立場に立った支援を行い、権利者の方が適切な補償を受けることができるようお手伝いしています。